日本では昔からお正月に食べる「おせち」は、毎日家事にいそがしいお母さんたちが、せめてお正月の3日間ぐらいは料理をしなくてもいいように、保存のきく料理を作りました。
「おせち」には、季節の変わり目の大切な日(節日)をお祝いする行事のために、神様にお供えする料理である「御節供(おせちく)」を略したもので、
神様にお供えしたものを分かちあうことで結びつきを深め、供に祝い、その恩恵にあずかるという意味があります。
本来はお正月だけのものではありませんでしたが、年に何度もある節日の中で正月が最も重要だったため、「おせち」といえば正月料理を指すようになりました。
おせち料理は住んでいるところや家庭によって、作る料理、お重(じゅう)へのつめ方、お重の数もちがいます。
みなさんのおうちはどんなお料理がならびますか?