バレンタインの歴史
バレンタインデーが恋人同士の日として定着するようになったのは14世紀頃のことです。
諸説ありますが、もともとローマ帝国時代から、家族と結婚の女神「ユーノの祝日」である
2月14日に、翌日のお祭りで過ごす恋人を探す催しが行われていたことからと言われています。日本ではじまったのは20世紀頃で、宗教的な意味合いはほとんどなく、菓子メーカーをはじめとする各業界のキャンペーンが始まりだったと言われています。
日本と海外のバレンタインの違い
日本では女性から男性に愛を告白する日
1959年にメリーチョコレートが「女性が男性に1年に1度愛の告白ができる日」というキャッチコピーでチョコレートを販売したことから、日本ではバレンタインは女性から男性に愛の告白をする日となりました。
時代とともに「義理チョコ」「友チョコ」など、贈り方は変化してきています。バレンタインのお返しを3月14日のホワイトデーに贈るのは日本ならではの習慣です。
ヨーロッパでは恋人同士が贈り物を贈りあう日
ヨーロッパのバレンタインは昔から、恋人に贈り物をしたり、カードを贈ったり、恋人とディナーをしたりする日として定着しています。イギリスではどちらかというと男性から女性に愛を伝える文化が強いようです。
アジア各国では男性から女性に贈り物を贈る日
中国、台湾、タイやベトナムでは男性から女性に贈り物をするのが一般的です。
特に中国やタイではバラの花束を贈る方も多いようです。